社会人、茶色になる

社会人2ヶ月目を生き残り、ソフトウェアに関する技術をインプットし続け、その上でAtCoderで茶色になれたので嬉しいという気持ちを投下する。

社会人

 修士での研究を修了し、技術を使って社会で活躍していくぞ、という気持ちを持っていた。しかし会社で待ち受けていたのは技術とは一切関係のない研修ばかり。それがつらくて人前で泣いてしまった、情けない…。

 しかし社の人達はとても良い人ばかりで、そんな私に優しく接してくれた。おかげで心的なストレスはかなり軽減した。また、同期のメンバーも仲良くしてくれて、日々仕事のことを忘れて一緒に遊べたというのは、とても楽しいことだったと思う。

技術

 なんだかんだと言っても平日5日を仕事に使っているので、それ以外のことをやる時間を確保するのが難しいことを実感している。特に技術的な話題は休日2日だけで到底キャッチアップできるものではなく、機械学習においては最新の論文を眺めてみたり、AtCoderにおいては毎回のABCでABだけを解いて茶色になってみたりしている(嬉しい)。
 京都が近いこともあって毎週末に出向いて楽しんでいるので、それに時間を使いたいというのもある。(というか週末は死んでも仕事のことを忘れたい)

これから

 今の仕事はほどほどに、自分の好きなことを仕事に出来るよう技術力を高めていきたい。とりあえずCD問題を解けるようになって、水色くらいにはなりたい。

 また機械学習に関しては、画像生成のためにまずデータセットを集めたい。私が働いている間にデータセットを集めてくれるような頼れる相棒を作りたいので、PaizaCloudにサーバーを建ててDjangoを使いTwitterAPIを叩くつもりだ。
 モデルとしてはdisentangledなcGANが使えると、絵師ごとのイラスト生成が実現できそうで楽しそう。こちらの論文も詳しく読みたい。

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NEKOPARAのSayori絵(上段)が再現される世界ヤバくないっすか?

参考文献

Disentangling Style and Content in Anime Illustrations. Sitao Xiang, Hao Li. 26 May 2019. arXiv.